心のレベルと航海仲間

最終更新日:2025.11.01/作成日:2025.08.10
船の航海を共にする仲間とは
マインドセットレベルの概念について、人生を「船の航海」に例えると、こんな表現になります。
マインドセットレベル
・レベル1:【視界ゼロでの航海】心の海は視界が悪く、勢いで船出しても他の舟にぶつかる。
・レベル2:【嵐や濁流で漂流中】嵐の海や濁った波が多く、自分の位置ですら見失いやすい。
・レベル3:【晴れ間の航海開始】少し晴れ間が見えて、自分の舟(人生)を漕ぎ始めている。
・レベル4:【友と航海を楽しむ】他の舟と連携して、共に航海を楽しめるようになっている。
あなたはどのレベルに居ますか?

マインドセットレベルの背景
先日に知り得た「人間の精神レベル」から気づきがあり、従来の「愛の使い方と幸福度との相関図」を基に、少し違う角度の「マインドセットレベルチャート」を作りました
ちなみに、「愛の使い方と幸福度との相関図」は、このコラムの一番下に貼ってあります。
この「マインドセットレベルチャート」は、「愛の使い方と幸福度との相関図」で使用した2つの区分「15・85(%)」を、4つの区分「15・35・30・20(%)」に分けたものです。
4つの区分である各レベルは、その時点の周波数のレベルですから、人生の全てを使って、「1」⇒「2」⇒「3」⇒「4」というように、次のステージを目指す背景があります。
六道輪廻との共通性
マインドセットレベルは、仏教の輪廻論理である「六道輪廻」にも似た概念だと言えます。
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★六道輪廻: 『 地獄道 ⇒ 餓鬼道 ⇒ 畜生道 ⇒ 修羅道 ⇒ 人間道 ⇒ 天上道 』
==== (※今生の意識成熟を説明するための比喩です)
勿論、マインドセットレベルは「今生のみ」を語っていて、輪廻は「長い転生」を語っていますので、スケールは異なりますが、「人生とは意識の在り方を進化させてゆく場だ」という捉え方が似ていると感じます。
幸せの理解度と人間関係
全体の大きな背景としては、幸せの理解度区分に関わる「幸せが分からない」人達(50%)と、「幸せが分かる」人達(50%)の、2つに分かれます。
レベルごとの関係性と周波数同調
2つに分かれた人達の特性としては、まずレベル「1・2」のグループでは、「1が支配して2が依存する」関係性になる傾向があります。
そして、レベル「3・4」のグループでは、「4が支援して3が努力する」関係性になる傾向があります。
周波数が高い「4」が低い「3」を支援している構図は順当で、上が下を引っ張る姿であり、支援された側の感謝して努力する姿が美しいです。
「3・4」は、この星の為に貢献したい「4」が想いを使い、自助努力してきた「3」を支援し、共に進化したい想いが相乗効果となる組合せです。
それは、本質的に頑張ってきた陸上選手が、オリンピックに行けるマップを持っている名伯楽に出会ったような美しいものです。
或いは、誰しも「素晴らしいパートナーシップ」を願うと思いますが、それが出来るのがこのゾーンです。
しかし、周波数の低い「1」が高い「2」を支配している構図は異様で、下が上の足を引っ張る姿であり、支配された側の依存先を見つけた安堵が怖いです。
「1・2」は、独善的な「1」が自分の利益の為に、自信が無くて依存の強い「2」を取り込み、「支配したい」と「楽しけりゃいい」がハマる組合せです。
それは、任侠映画に出てくる「ボスと使い捨てにされる手下」のような、荒いギャングの世界のようなものです。
或いは、「素晴らしいパートナーシップ」にならずに、「主従の関係」とか、「支配と依存の関係」とか、「仮面夫婦の関係」とか、「ただの同居人の関係」とか、になるのがこのゾーンです。
また、周波数同調の法則から、自分と近い周波数帯の人とは価値観も近いですが、自分と遠い周波数帯の人とは価値観も遠いです。
よって、同じ周波数同士や「1と2」「2と3」「3と4」なら話が通じますが、「1と3」「1と4」「2と4」では話が通じません。
近い周波数のグループでは、「価値観」や「感覚」も少し近いので、そこから立ち上がる想いを言語化した時の響きは、なんとか言っている事が理解できるのです。
しかし、遠い周波数のグループでは、全く何を言っているのか理解できないのです。
理解できないと誤解も生じますので、「1・2」が「3・4」の人達と一緒に過ごすと、場合によっては修羅場になります。
「1・2」は荒く、「3・4」は穏やかなので、どちらがどちらを攻撃するかは明白なので、そこからは離れましょうと、ずっと申してきたわけです。
レベル別の特徴
概念を少し膨らませると、『 マインドセットレベル判定基準 』は下記のイメージになります。
★レベル1(約15%)【視界ゼロでの航海】
<視界が閉じ、衝突が起こりやすい段階。まずは視界を開く基礎づくり>
海は濃い霧と荒波に包まれ、周囲の景色も他の舟もほとんど見えない状態。
視界が閉ざされているため、自分がどこに向かっているのかを意識できず、無自覚に他の舟へぶつかってしまうことがあります。
この段階では、愛や常識の感覚がまだ育っておらず、舵を穏やかに取ることや、相手の立場に立つことが難しい状態です。
まずは視界を開き、自分の舟を安全に保つための基礎的な航海スキルを身につけることが必要です。
★レベル2(約35%)【嵐や濁流で漂流中】
<感情・行動が天候に揺れる段階。羅針盤=方向性づくりが鍵>
心の海は嵐や濁った波に揺られ、天気が急に変わるように気持ちや行動が不安定。
目的地や長期の航路はまだぼんやりしていて、その場の楽しさや刺激を優先しがちです。
他者との連携は部分的にできても、長期的な信頼関係や安定した航海は経験不足。
自分の立ち位置や方向性をより明確にし、海の流れや他の舟との距離感を理解することが、この段階から次のステージへ進むための鍵です。
★レベル3(約30%)【晴れ間の航海開始】
<自分の舟の強みで漕ぎ出す段階。仲間と合図を交わせる>
天候が安定し、少しずつ視界が広がってきた海を、自分の力で漕ぎ出せる段階。
自分の舟の特徴や強みを理解し、波を読みながら進路を決められるようになってきています。
仲間の舟を見つけ、互いに合図を送り合いながら、協力して進む経験も増えていきます。
まだ荒波や嵐が来ることもありますが、自分の舵を握り直す方法を知っているため、航海が少しずつ楽しくなる時期です。
★レベル4(約20%)【友と航海を楽しむ】
<視界が広く安定。助け合いながら全体を護れる>
海は広く穏やかに見渡せ、遠くの水平線まで視界が届く状態。
自分の航路だけでなく、他の舟の航路や目的地も尊重しながら進めるようになっています。
仲間と連携し、時には導き合いながら、共に航海を楽しむ関係性を築くことができます。
自分の舟が安定しているため、他の舟を助けたり、全体の安全を守るための行動が自然にできる段階です。
補足的な観点
下記はチャート指標の「補足的な観点」となります。
■「愛が分からない」状態では、人との関係性に「利用」や「操作」が混ざりやすい。
■「愛が分かる」状態では、相手の自由や成長を願い、自然と与える心が育っている。
■「荒い気質」では、不安や恐れが強く、防衛的で外界に対して過剰反応しがちとなる。
■「穏やかな気質」では、安心と信頼があり、他者と柔らかく繋がれて落ち着いている。
■「依存型」では、心の安定や自己価値を他者に委ね、承認や援助を求め続けやすい。
■「自立型」では、自分の感情や行動を自ら整え、他者に依存せずに関係を築ける。
■「低狭視点」では、自分の立場や感情だけに偏り、他者や全体の状況を見渡せない。
■「高広視点」では、自分と他者の両方を俯瞰し、広い視野で物事を判断できる。
■「常識が分からない」状態では、社会的な枠組みや、他者視点を読み取る力が未発達。
■「常識が分かる」状態では、自他の違いやルールを理解し、調和的な関わりが出来る。
■「幸せが分からない」状態では、欠乏感から外的な承認や刺激に依存しがちな心になる。
■「幸せが分かる」状態では、自分が満たされると同時に、他者の幸せにも関心が広がる。
レベル別の関係性と現実的影響
また、僕がずっと述べている「自己愛さん」という人達が居ます。
それは、「自己愛性パーソナリティ気質」の人達を指します。
それは、これまでの「15%」(これからのレベル「1」)のなかに居ます。
もちろん全ての「1」の人が「自己愛さん」ではありませんが、「1」の多くの人は、「常識が通じない、愛が分からない、理性が弱い、立場の変換ができない」という共通要素があり、コミュニケーションがとても非常に難しいわけです。
つまり、相手の気持ちを慮れないので、「1」とは「無自覚にハラスメントをしてしまう可能性の高い気質」と定義しています。
僕はここまでの解析をしてきて、マザーシップがこの先に開催する「マザーシップ・ライフマスタリースクール」の運営のことを考えています。
ちなみに、僕がかつて「2001年」から開催してきた講座は、レベル「1・2・3」ぐらいの方々がご参加下さりましたが、おそらく「1・2」の方の比率は高かったと感じています。
それは、2001年当時の僕のレベルが「2」ぐらいでしたので、その周波数同調の結果だと思います。
親に捨てられた痛みを抱えながら生きていた僕は、かつての僕のような苦悶の顔をされる方々に、笑顔になって頂きたいと思っていました。
ですので、例えば、講座に参加された「1」の方が、「後ろ足で砂をかけるような所作」をして、それを僕が被っても「生い立ちが酷かったから仕方ないですよね」と、意識的に「完全看護するつもり」で許容していました。
自己愛性パーソナリティの影響
その許容し続けた果ては、ゼロリセット講座で体験した2018年の「コミュニティ・クラッシュ」でした。
2018年当時、ゼロリセットには、約2000名規模の一般受講生さんと180名のトレーナーさんが居ました。
驚くことに、その内の「6人の自己愛気質のトレーナーさん」が結託して暗躍し、コミュニティの中でウソや誹謗中傷を広げ、なんと50名ものトレーナーさんが脱退する事件に発展しました。
(※この詳細は2019年にレポートとして公開しています)
僕はここで初めて自己愛さんの恐ろしさを実感しました。
このエピソード以外でも、「こちらの想いが通じない人達」から頂いた苦悩は結構ありました。
「講座の場への自己中・非協調・陰口・etc」、「私達夫婦への嫌がらせ・ウソ・ストーキング・etc」。
ここで僕らの限界となり、支配の強い人と依存の強い人は、もう対応できないと理解しました。
もちろん、そんな事をしてくるのは受講生の全員ではなく、いつも言っていた「15%(の中の10%)」の人達です。
最終的に「のべ4000人」の受講生に対しての「10%」が、なかなか辛辣な事を「無自覚」にしてきたという表現になります。
その結果、無自覚な事象は痛い出来事となり、僕と美智子さんのケンカの種にまで発展する事もありました。
何度もそんな出来事が起こり、どうしてこんな事をされるのか、僕らは3年間ほど「パーソナリティ気質」を研究する時代に入りました。
そこで知り得た情報も使いながら、僕と美智子さんは、コミュニティの中で、様々な資料を発行しました。
◎「SKBに関する大切なこと(複数バージョン)」
◎「温かな人間関係で大切なこと」
◎「境界線とアサーション」
◎「自分軸で愛をもって人とつながる」
例えば、ごく少数の過激なクレームが文化を揺らす事があるように、ほんの少しのレベル「1」が全体に影響を及ぼすことがあるのです。
改善を試みたくて様々な取り組みをしましたが、そこからの結論としては、ゼロリセット講座を終了することにしました。
入校時の規約も無く、入校後の歯止めも無く、何も定義していなかった「無法地帯」であったので、もはや、少しずつの改善では無理だと悟ったからでした。
ゼロリセット講座フェーズ1の終焉
「2013年~2025年」のゼロリセット講座を「フェーズ1」と位置付けてクローズしました。
ちなみに、僕そのものは、かつて自分が居た筈のレベル「2」の領域を抜けてしまい、もっと穏やかな領域に居るようになりました。
心の奥底から立ち上がる「進化したい」というただ一点の渇望を見つめて、25年以上の探求の結果、当初「2」だった僕は「4」の領域となりました。
周波数同調の法則に当てはまりますが、穏やかなゾーンで暮らしている僕は、「1・2」の方が生み出す自己中心的で無配慮な「荒い所作」を被ることが、もはや耐えられなくなりました。
その事で、この先についても、僕と美智子さんが提供する講座は、かつての僕らが受講生さんを「完全看護する場」ではなく、僕らと受講生さんが「WinWinを体験する場」にしたいと思うようになったのです。
フェーズ2への進化と新たな航路
全てを仕切り直して、この2025年の秋から「ゼロリセット・フェーズ2」がスタートします。
フェーズ1では、「自分の反応を理解し、苦悩が自然に消えていく構造」を学ぶ30時間(最小:2days+3days)でした。
苦悩は、出来事そのものではなく“意味づけの誤解”から生まれます。
その構造を理解し、感じきる技法を身につけると、苦悩は自然と静まっていきます。
その入り口がフェーズ1の30時間でした。
なぜ144時間か
フェーズ2では、「生きづらさの根源を理解し、意識が成熟していくプロセス」を学ぶ144時間です。
セルフで“自己統合を深め、意識が成熟していくプロセス”を体験的に学びます。
その結果として、生きづらさが自然に軽くなっていく — それが144時間の学びの意味です。
もちろん、時間の長さだけではなく、生きづらさが溶けていくには意識の成熟と自分に健やかな人生を提供する覚悟が伴います。
依存があるなら覚悟できません。
そのために事前に入学基準を検討する必要が生じました。
もちろん、入学基準のみならず、フェーズ1からの学びとして、健やかなスクール運営をする為の「入校時の規約」も「入校後の歯止め」も必要なのです。
スクール入学基準
ここまでの文章でご理解いただけると思いますが、シンプルに言うと、レベル「1・2」の方には、まずは別の海域での“自己理解の航海の練習”をおすすめします。
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・レベル1:【視界ゼロでの航海】
・レベル2:【嵐や濁流で漂流中】
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そして、晴れ間の海を進む準備ができたとき、スクールという航海にご参加ください。
レベル「3・4」の人に来てほしいと強く思っています。
マザーシップ・ライフマスタリースクールで作り上げたい場を「船の航海」に例えると、レベル「3・4」の方が同じ海域で並走しながら、お互いの航海を深め合う場と言えます。
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・レベル3:【晴れ間の航海開始】
・レベル4:【友と航海を楽しむ】
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これからの学び舎「マザーシップ・ライフマスタリースクール」
穏やかな海を進みながら、自分の舟を整え、他の舟とも協力して航路を描く──そんな仲間と出会うための学び舎です。
このスクールは、晴れ間の見える海を進み、自分の舟と他の舟が共に響き合う航海を志す人のための場所です。
だからこそ、レベル「1・2」の方には、まずは自分の海を整える別の海域での旅をおすすめしています。
なお、マインドセットレベルを定義する前提となっている「マインドセット」そのものの説明は、「コラム:マインドセットとは?」からご参照ください。
ここまで、「マインドセットレベル」から「マザーシップ・ライフマスタリースクール」の入学基準まで、一気にお話ししました。
あとがき:人生の航海と真実の探求
僕は2025年現在63才という年齢からして、どう見ても「あと20年」ぐらいしか生きないし、どう見ても「あと10年」ぐらいしか講座ができません。
亡くなっている友達はけっこう居ますので、僕の心臓もいつ止まるか分かりません。
僕らの最大のポリシーは「後悔しない生き方」なので、美智子さんと話し合った結果、この先、「命がある限り、まっすぐに真実を探求していこう」と決めました。
それは、人生そのものを通じた意識の旅の継続です。
ですので、「何をやりたいか?」と「何をやりたくないか?」をシンプルに選択し、「やりたい事だけをやる」と決めました。
この先の残った時間に何が体験できるのか、本当に楽しみなのです!!
全てに感謝です。

関連リンク
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\ 意識が成熟すると「生きづらさ」が静まる/
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