4/AチームとBチーム
例えば、「我慢」というテーマを学ぶのであれば、人生の前半に我慢する信念を刷りこまれる事柄を強いられ、人生の後半では刷り込まれてしまった信念を自分で気づく仕組みがあります。
人生の前半で自分にそのテーマを刷り込んでくれる役者たちのことを「Aチーム」といいます。
Aチームの大体85%は親です。
年代としては大体5歳から18歳位までの間に刷り込まれたものが、人生を彩ります。
そして、18歳となり、その場所が嫌な場所であれば、公的にその場所を離れる理由ができます。
それが、大学進学や就職です。
そこからしばらくは人生を謳歌します。
大学に行って、先輩や友達と青春を楽しみます。
会社に入って、先輩の指示に従って頑張れば褒められて、アイデンティティーを獲得していきます。
そして、後輩ができてから、先輩としての余裕が出てきます。
余裕が出ると自分に矢印が向きます。
それは「私はサラリーマンになる為に生まれてきたのだろうか?」などです。
自分に矢印が向いたので、今度は自分の中の刷り込まれていたものが炙り出される準備が整ったということです。
そこで登場する役者を「Bチーム」といいます。
Bチームは、私がAチームに埋め込まれた信念を、ちくちく突いてきます。
Bチームも悪気があってやっているわけではありませんが、私がその演技に反応してしまうのです。
つまり、Bチームの本質的な演技は、「ほらそこにあなたの苦悩があるでしょ!」と指し示す結果になるわけです。
Aチームによって埋め込まれたものを、Bチームの演技によって気づくという仕組みなのです。
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