7/手段と目的の本末転倒
それでは苦悩をただ消せば良いかというと、そういうことではありません。
大切な事は、手段と目的を間違えないことです。
苦悩を消すために自分を知るのではないのです。
自分を知れば苦悩が消えるということです。
この手段と目的を取り違えている人、本末転倒になっている人をたくさんお見かけします。
人生の目的は何なのか?
そこに立ち戻らない限り、いつまでも「苦悩が出たら消す」というのを繰り返し、永遠に「苦悩が消えない苦悩」に浸ってしまいます。
そうではなく、自分を知る領域に入っていれば、ただ知ってあげるだけの繰り返しで、むしろ苦悩している自分さえも、愛おしくなってきます。
その場合、自分を知る作業を重ねていけば、苦悩の感情を打ち上げる「火種信念」どんどん消えていきます。
つまり、苦悩の反応がどんどん減ってゆきます。
そうすると、時々苦悩した自分がとても愛しくなり、もはや「苦悩を消さないで味わう」という領域まで達することさえあります。
まとめると、苦悩を消すことが目的になっているならいつまでも苦悩です。
そうではなく、そこから手段と目的を本質的にシフトして、自分を知る領域に入っていれば、多少の苦悩があろうが、どうでもいいのです。
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